内科治療|全ての病気は早期発見・治療が大切

予防しておく

薬と注射器

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に呼吸が一定時間停止する病気です。睡眠時無呼吸症候群の患者は睡眠中にいびきをかくことが多く、それが一定時間止まり、大きな呼吸のあと再びいびきをかくという特有の傾向があります。原因としては、睡眠時に筋肉が弛緩することにより舌の付け根の部分が気道を圧迫し、空気の通りを悪くしてしまうことがあげられます。また、首や喉のまわりに脂肪が多くついている場合も同様に気道を塞いでしまいます。睡眠時無呼吸症候群によって引き起こされる症状としては、呼吸が止まることで体が酸素不足に陥り、特に脳は不眠の状態となって疲労が蓄積し、昼間に強烈な眠気に襲われたり、集中力が低下するなどの症状が起こります。近年、自動車の運転中に事故を起こす要因の一つと考えられています。

睡眠時無呼吸症候群の大きなリスク要因の一つは肥満です。首や顎まわりの脂肪が気道を塞ぐ原因となるので、適正体重を心がける必要があります。また、筋肉が弛緩することで気道の閉塞が起こるので、弛緩作用のあるアルコールを摂取しすぎることも原因となる場合があり、睡眠前の飲酒は控えることが重要です。治療については、比較的軽度の場合は、専門のマウスピースをはめることで気道が確保され、症状を改善させることができます。国内で広く行われている治療法としては、シーパップ療法があげられます。これは鼻につけたマスクから気道に加圧された空気を送り込み、それが圧迫されやすい部分を拡張して呼吸時に狭窄が起こらないようにするものです。不快感を感じることがありますが、年々改良が進み、入眠時には弱い圧力で始まり、徐々に圧力を高めていくといったことのできる装置もあります。